歯周病
歯周病
細菌が産出する酸、毒素や酵素によって歯周組織に炎症をおこし、歯周病となります。
ご存知でしょうか? 歯の抜ける原因 ~ 歯周病(歯槽膿漏)~
日本人は80歳以上になると4~5本の歯しか残っていない事実を知っていましたか?その歯の抜ける原因としては、むし歯と歯周病によるものが大多数を占めますが、近年その歯周病によるものが増えています!歯周病の一番の原因はプラーク(歯垢)と呼ばれる物質です。
歯についた食べかすは、ほんの2、3分から数分で、口腔内細菌が増殖してプラークという細菌の塊に変化します。細菌が産出する酸、毒素や酵素によって歯周組織に炎症をおこし、歯周病となります。 ■  歯周病治療
歯周病を進行させる原因は?
キャー!気持ち悪い~と悲鳴が聞こえてきそうですが、実はこれがプラーク(歯垢)!ついつい食べかすと勘違いしてしまいますが、実は細菌の塊なんですね!お口の中にこんな細菌が密集しているなんて…びっくりですね。 これがプラークです! 拡大すると!?
キチンと歯みがきができずにプラークが増えると、歯周病の原因になりますが、
その他にも色んな原因があります
歯ぎしりやくいしばり
歯ぎしりやくいしばりをすると、歯を支えている骨(アゴの骨)に影響を与え、歯周病の進行を早めます。
甘い食べ物
砂糖(ショ糖、シュクロース)が細菌の一番の栄養源になって、プラークの成熟を助け、歯周病の原因となっています。
煙草
喫煙は歯周病菌の増殖を助長し、歯肉の抵抗性を減弱させます。その為、歯周病の進行を早め、歯の寿命を短くします。
では、歯周病になると、一体なにが怖いのでしょうか? 意外と知られていない、そして他人ごとではない歯周病の本当の脅威についてご説明します。
歯周病の脅威について ~私達が歯周病の検査をオススメする理由~ あなたは、心臓疾患の患者さんの8割が歯周病にかかっていたという事実をご存知ですか?歯周病は細菌感染症なので、血液を介して身体中を駆け巡り、悪さをします。その為、血液循環の根本である心臓に最も負担がかかると言われています。つまり、歯周病は単なる歯ぐきの病気で、血が出たり歯が抜けやすくなるだけでありません。身体全体の病気に深く関わりがあり、命の危険性もあると言われている、諸悪の根源となり得る、実は恐ろしい病気なのです! 歯周病が巻き起こすリスクの具体例
・心臓病(心筋梗塞など死に直結する病)
・呼吸器疾患(肺炎・喘息・咽頭炎)
・早産を引き起こし、乳幼児の死亡率が高 まる(子宮を異常収縮させる)
・糖尿病(インスリンの効果を低下)
もちろんお口への悪影響もあります。しかし、歯周病菌が全身を駆け巡り、死に直結する病魔を引き起こす原因であることが本当の脅威なのです!! 間違えないで。あなた一人の問題ではないのです。
 歯周病は「細菌感染症」であるとご説明しました。歯周病はもともとはお口にいない菌なのです。お分かりでしょうか? そう、歯周病菌が発生する原因は人からうつされることなのです。箸の使いまわし、回し飲み、回し食い、キス、くしゃみ、これらが感染ルートとなるのです。普段、生活を共にする誰か1人が感染してしまうと、ご家族全員が危険にさらされます。非常にリスクが高まってしまうのです。
「フロス(歯周病予防)」か?「死」か?  あなたには、健康である義務があります!!
あなたも今すぐ歯周病チェック!
こんな症状や状況はありませんか?
□1.朝起きたとき、お口の中が粘(ネバ)つく
□2.歯は磨いているのに口臭が気になる
□3.歯磨きの時に歯ぐきから出血した経験がある
□4.疲れた時に歯が浮いた感じがする
□5.お口の中が常にネバネバしていると感じる
□6.歯ぐきの色が赤黒くなって気になる
□7.物を噛んだ時に痛みを感じる
□8.歯がぐらぐら揺らぐ
□9.あまり歯を丁寧に磨いていない
□10.家族に歯周病と言われた人がいる
□11.お薬を沢山飲まれている
□12.妊娠の可能性のある方がご家族にいる
歯周病は、「沈黙の病」とも呼ばれ、痛みなどの自覚症状があまりありません。
それが災いして、予防が怠りがちになったり、治療が続かず、気づかぬうちに症状を悪化させてしまいます。歯周病菌はとても狡猾なバイキンなのです。
しかし、1つだけ、歯周病菌にもいいところがあります。それは、
1度無くしてしまえば、あとは比較的簡単な日常の心がけで予防できること。
左記の事項に当てはまる人は必ず、また一度も確認をされたことがない方も、今このときに、歯周病の検査を実施しましょう。
ご存知ですか!?実は治療の後が歯周病予防に一番大切な時期なのです!!            歯周治療が終わっても、そこで気をゆるめてしまうと、歯周病が再発する危険があるのです。
80歳で20本の健康な歯を残すためには、少なくとも3ヶ月に1度は、定期的に検診と歯周治療を受けましょう。ふじとう歯科では、歯周病に関する様々な検査を実施しています。          80歳なんて、まだまだ・・・なんてお思いの方は要注意!以下に年齢別平均残存歯の表をいれておりますのでご参照ください。
歯周病の治療方法について
歯周病の治療方法ってどんなことをするの?という方のために、その一例をご紹介致します。より詳しく検査等をご希望の方は、一度、お気軽に当院までご連絡ください。
1.ブラッシング指導
(上手なブラッシング法の習得と実践)
 
2.スケーリング
 歯垢・歯石が一緒になった細菌の巣と病巣部を取り除いて、 細菌数を0に近い状態にし、なおかつ歯(歯根)の表面をツルツルにします。ツルツルになった歯根表面には歯肉の細胞がくっつき、細菌の侵入を防ぎます。又、ツルツルになった歯の表面は細菌を付着しにくくします。
 
3.歯周外科
(中等度以上の歯周疾患症例に適用)
 歯肉の奥深くまで歯垢・歯石がついた時、スケーリングでは病巣部を取れない場合があります。そのような時、歯肉を少しはがして病巣部をとる手術を行います。また、歯肉やアゴの骨が破壊されて無くなっている場合、歯肉や骨の移植手術や骨造成手術を行います。
      年齢別残存歯早見表
15~19歳 → 28.0
20~24歳 → 28.6
25~29歳 → 28.5
30~34歳 → 28.3
35~39歳 → 27.6本  
40~44歳 → 26.9
45~49歳 → 25.2
50~54歳 → 24.1
55~59歳 → 22.2
60~64歳 → 20.4
65~69歳 → 16.8
70~74歳 → 12.7
75~79歳 →  9.0
80~84歳 →  7.4
85歳~   →  4.0
 成人は全部で28本、親知らずを  
 入れると32本の歯があります。    
1999年厚生労働省歯科疾患実態調査 
スケーリング前 スケーリング後
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739-1101
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(電話でのご予約・ご相談)  TEL : 0826-45-3533
小さなお子様から90歳以上までの幅広い年齢の健康な生活を楽しむ方々、また安芸高田市、三次市、庄原市などの広い地域の方々からご来院いただいております。
 
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